東急プラザ原宿「ハラカド」に、もくめんを利用した「ハラッパ」が出現

2024年4月17日、神宮交差点に新しい商業施設等級プラザ「ハラカド」が開業されました。「小杉湯原宿」などで注目を集めるこの施設に忽然と現れた「ハラッパ」

この空間演出に「色木毛(もくめん)」をお使い頂いています。

とある日、弊社のWEBに掲載されている色もくめんを天然色紅で作って欲しいというオーダーを頂きました。

従来より製品ラインナップには食紅で着色した「色もくめん」という商品がありますが、それらには食用合成色素を使用しています。

「色もくめん」は7色あり調色は基本色を組み合わせて作っています。

合成色素は水に溶けやすく、もくめんへの色の染み込みや発色もよいので、果たして天然色素で希望の色が作れるのか、という不安を抱きながら早速同じ色調の天然色を何色か購入しサンプルを作ってみました。

ところが色素が水に溶けにくい…

なんでもそうですが、天然のものは取り扱いが難しいのです。

試行錯誤を重ねながら淡いグリーン色のもくめんが完成しました。

合成色素より色むらがあり均一性に欠けるますが、それがむしろハラッパを表現するにはよい味として発揮され、室内空間に自然のハラッパを出現させていました。

もう都会には本物のハラッパはないけれど、なんとも懐かしい不思議な世界観に浸れる空間でした。

ベンチなどがあり、ゆっくり時間を過ごせます。

原宿へお出かけの際は、是非「ハラカド」の「ハラッパ」へ。

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