高知女子は熱かった!
先日、高知県主催としては初となる、女性限定セミナーでお話をさせていただきました。
このセミナーは、地元で働く先輩経営者や企業で活躍する女性幹部の姿を参考にしてもらい、
「高知で働く良さ」を感じてもらうことを目的としたものです。
登壇者と登壇内容は以下の通り
株式会社MAIA 月田 有香 氏
全国の地域で女性のキャリアを支援してきた視点から、「地方には都会にはない選択肢が広がっている」と紹介。
高知の女性が持つ素直さや柔軟さ、地域に根ざした力強さを、これからの可能性として語られました。
株式会社サニーマート 野町 道子 氏
大手企業の管理職としての経験から、組織の中でキャリアを築くリアルを共有。
ライフステージの変化と向き合いながらも、自分らしい働き方を選び取ってきた女性たちの姿を紹介されました。
そして私は、地域企業で働く女性の想いと誇りをテーマに、地域のものづくりを守り続ける責任と喜びをお話ししました。


高知県では、若い女性の県外流出がなかなか止まりません。
都会の生活には刺激もあり、憧れもあるでしょう。
無理に引き止めることは難しいですが、地元で働くことに生きがいややりがいを見いだしている人に触れ、その輪が広がっていくこと。
それが定着への一歩につながると感じていたので、今回の取り組みはとても良いスタートだと思いました。
そのような思いから、私は先輩目線で参加したのですが、定員を超える35名の参加者の皆さんの姿に驚かされました。
交流会では、見識や人脈を広げたいという姿の凛々しく、そして熱いこと。
今の立ち位置に不安や戸惑いを抱えながらも、仕事を通じて自分の想いを実現したい、会社や誰かの役に立ちたいという前向きなエネルギーに満ちていました。
私自身、経営者のコミュニティにはよく参加しますが、企業で働く若い女性社員の皆さんと接する機会はほとんどありません。
だからこそ、その真剣さに触れ、正直、驚きと嬉しさが込み上げてきました。
心の中で私は、何度もつぶやいていました。
「熱いよ、はちきんたち。」
