石油製品の供給が不安定になっている、というニュースを耳にする機会が増えました。 梱包資材や緩衝材も例外ではなく、「いつものものが手に入りにくい」という声を、私たちも少しずつ受け取るようになっています。
そんな今だからこそ、ひとつご紹介したい素材があります。それが「木毛(もくめん)」です。

木毛とは?
木毛とは、木材を細く薄く削り出した天然の素材です。
古くから緩衝材や梱包材として使われてきた、実績ある素材でもあります。プラスチック製の緩衝材や発泡素材が普及する以前から、荷物を守る役割を担ってきました。
なぜ今、木毛が注目されているのか
石油製品を使った梱包材は、これまで安定供給・低コストという大きな強みがありました。
ただ、原料となる石油の調達が難しくなった局面では、代替素材を探す必要が出てきます。
木毛は、石油を一切使わない自然由来の素材です。
森林資源から作られ、使用後は土に還ります。廃棄の際に特別な処理も必要ありません。
さらに私たちは、環境に配慮した製造も行っています。
木毛を削り出す工程では、どうしても木の皮や端材が出てきます。
戸田商行では、それらを廃棄するのではなく、木質バイオマス燃料として活用しています。
製造過程で生まれる副産物をエネルギーとして使い切る——つまり、廃材ゼロの製造体制を実現しています。
素材そのものが自然由来であるだけでなく、作る工程でも無駄を出さない。それが、戸田商行の木毛です。
近年は、環境への意識が高まるなかで「脱プラスチック」を目指す企業や、サステナブルな梱包にこだわりたい個人の方からも、問い合わせをいただくようになっています。
石油製品がダメなわけではない
ここで一つ、正直にお伝えしたいことがあります。
私たちは、石油製品が悪いと考えているわけではありません。
耐水性や均一な品質、コストの安定性など、石油由来の梱包材には確かな強みがあります。
ただ、「今の状況に合った素材を選ぶ」「使い道によって最適なものを選ぶ」という視点が、これからの時代には大切になってくるのではないか、と感じています。
木毛はそのひとつの選択肢です。
すべてを置き換えることを勧めているわけではなく、「こういう素材もある」と知ってもらいたい——そういう気持ちで今回のブログを書いています。
木毛が向いているシーン

- 果物・青果物の緩衝材として——メロンや桃やブドウなど、果物の個包みや箱詰めの中材として、木毛は古くから農家や市場で使われてきた素材です。やわらかく、通気性もあり、傷みを防ぐ働きをしてくれます。
- 割れ物・ガラス製品・陶器など——やわらかく包みたいものに。繊細な形状にも沿ってフィットします。
- ギフト・贈り物の中材として——見た目のナチュラル感を大切にしたいとき、木のぬくもりが開封体験を豊かにします。
- 脱プラを掲げるブランドや店舗の梱包資材として——サステナビリティへのこだわりを、梱包からも伝えたい方に。
まずはお気軽にご相談ください!
小ロットから試したい法人様・個人の方もまずはお気軽にサンプルをお試しください。
木毛の詳細、サンプルのご要望、数量や用途に合わせたご提案など、お気軽にお問い合わせください。
戸田商行は、自然と人を繋ぐ役割をもって、皆様のそばにあり続けたいと思っています。
