木に毛と書いて、もくめん?呼び方の氾濫について

木に毛と書いて、「もくめん」

「もくめん」という呼び方は、昔々に、関西地方の木毛業者が、関東の業者と差別化を図るために、名付けたもので、工業品の製品分類では「もくもう」が正式な呼び名です。

さらに、関東では「もくげ」とも呼ばれています。

昭和40年代に、日本で120社程度存在した木毛業者は、今や3社のみ。木毛だけを作っている専業業者は、当社のみとなりました。

もくめんの、日本国内での流通量は減少し、皆様の目に触れる機会が少なくなったうえに、呼び方が3種類もあるという、非常に分かりにくい、そして探しにくい、商品となっています。

ただし、問題はそれだけでは留まりません。

「もくめん」「もくもう」「もくげ」という呼び方以外にも、英語の呼び方が存在しています。

「ウッドパッキン」「ウッドウール」「ナチュラルパッキン」等々

確かに、「木毛」は「もくめん」「もくもう」と、音で聞いた時に、姿が想像しにくく、英語の方が、なんとなくでもイメージが湧きますよね。

探し物があるとき、まずはネット検索で、という時代に、呼び方が幾通りもあるという困惑。

木毛をお探しの方には、ご不便をおかけしているよなと、申し訳ない気持ちが沸き上がります。

そして、木毛に関するキーワードを散りばめた、この拙いブログが、少しでも検索のお役に立ち、スムーズに、木毛にたどり着いて下さる事を祈りつつ、本日のブログは、これにて終了致します。

関連記事

  1. 【住友館で香る、建築材から生まれた精油】

  2. 高知でももくめん製造機再現プロジェクトを公開

  3. 東日本大震災被災支援シューピロー

  4. もくめん製造機を修繕

  5. 土佐まるごとビジネスアカデミー「働く女性のための異業種交流会…

  6. 土佐市ブランド「とさむすび」プロジェクト始動

  7. MICIL 杉エッセンシャルオイル・思いがけない香りとの出会…

  8. 春の訪れを告げる福寿草

  9. つなーでSUMMER WORKSHOPへ出展しました

  1. 2025.11.21

    仁淀川物産展(東京 自由が丘)へ出展します!

  2. 2025.11.16

    「ものメッセkochi2025」に出展しました。

  3. 2025.11.14

    土佐まるごとビジネスアカデミー「働く女性のための異業種交…

  4. 2025.10.29

    仁淀ブルー合同物産展へ出展します!

  5. 2025.10.29

    第3回土佐市産業祭へ出展します!

  6. 2025.09.14

    高知大学生との21日間 SBIインターンシップを終えて

  7. 2025.08.21

    JALふるさとプロジェクト×戸田商行

  8. 2025.07.01

    鼓月×戸田商行の挑戦 土佐文旦が和菓子に

  1. 2024.01.10

    なぜ、ちいさな会社で経営方針発表会を行うのか②

  2. 2023.12.14

    なぜ、小さな会社で経営方針発表会を行うのか①

  3. 2023.02.23

    なぜ、木毛にこだわるのか?

  4. 2020.07.21

    木毛(もくめん)の価値について改めて考える 

  5. 2019.11.02

    木毛(もくめん)づくりの理念は愛③

  6. 2019.10.04

    木毛(もくめん)づくりの理念は愛②

  7. 2019.09.27

    木毛(もくめん)づくりの理念は愛♡

  8. 2019.09.07

    もくめんの原材料、木材の種類について

  1. 2024.02.16

    高知ぢばさん大賞”奨励賞”を受賞!

  2. 2023.08.10

    MICILの文旦オイルプロジェクトとは

  3. 2023.07.08

    社長インタビュー動画が公開!

  4. 2018.01.08

    戸田商行の新しいシンボルマーク(ロゴ)について

過去のブログ記事

戸田商行Facebookページ

商品のご購入はこちらから。戸田商行もくめんショップ
もくめんサンプルのご購入はこちら