こんにちは、スタッフの佳之子です。
9月末に、MICILの杉・桧エッセンシャルオイルの原材料が生まれる山に見学に行ってきました!
入社してからずっと山に見学に行きたかったのですが、産休や育休などでタイミングが合わず…。
今回、撮影も兼ねて念願の山に行くことができました。
見学させていただいたのは、原材料となる木々の枝葉を販売してくださっている須崎森林組合さん。
桧・杉オイルの原材料は全て、須崎森林組合さんが所有する山から届けていただいています。
森林組合とは?
みなさん、森林組合がどんな組織かご存じでしょうか。少し調べてみると、
森林組合は、森林所有者が互いに協同して林業の発展をめざす協同組合です。
「森林組合法」という法律に基づいて設立されており、この法律は、組合員の経済的社会的地位の向上を図ることと森林の保続培養、森林生産力の増進を図ることを通じて、国民経済の発展に貢献することを目的としています。出典:全国森林組合連合会HP
とのこと。
日本では国土の約7割が森林で、その森林の約6割が私有林だそうです。
森林組合は、森林の所有者から管理を受託しながら、森林を管理し、保全を図る仕事をしています。
では、森林が荒廃するとどうなるのでしょうか。
荒廃した森林は、私たち市民の生活にも影響を及ぼします。
例えば土砂崩れ。手入れされていない森林では木が生い茂り、地表に光が届かないため、木は光を求めて上へ上へと伸びていきます。すると根が十分に張られず、土砂災害が起きやすくなります。
また、地表に光が届かなければ地面に植物が育たず、野生生物の住処がなくなります。その結果、動物たちが人里に降りてきたり、絶滅してしまったりすることもあります。
森林を適切に守ることが、人間や動物の暮らし、ひいては地球を守ることにつながっているのです。
須崎森林組合さんでは、山の所有者からの依頼のもと、日々山を保全するための活動をされています。

美しい間伐林
今回お邪魔したのは、須崎市の間伐林です。
山に立ち入ってまず驚いたのが、木の美しさでした。
見てください。木がまっすぐ成長していて、等間隔に並んでいます。
間伐された山って、こんなに美しいんだ…と驚きました。
山でどうやって木を切るのか。
答えは『人の手』です。
伐採を担当するのは『林産部』の方々。チェーンソーを持った担当の方が、下草をかき分けて木の根元まで行き、斜めに切り込みを入れて木を切り倒します。
立っているだけで危険を感じるような山の上で、重たいチェーンソーを持ち、山を見つめながら1本1本木を切り倒していく。その姿は尊くて、なくてはならない仕事をする現場の方々に、頭が下がる思いでした。
間伐は、先ほど述べたような山の荒廃を防ぎます。
間伐で日光が地表に届くようになると、残された木々はしっかり根を張って太く育ち、地面には下草が生えます。草が生え、根が張り巡らされた地面は土を抑える力が高まるため、雨が降っても土砂が流れにくくなります。
森林組合のみなさんの丁寧な間伐が、私が『美しい』と感じた、強い山づくりにつながっているのです。

余すことなく使われる間伐材
間伐された木材は、山の上で幹と枝葉に分けられます。
使われているのは“ハーベスタ”という機械。現在は機械化が進んでいますが、以前はこの工程も手作業だったそうで、先人の苦労を想って感嘆の声が上がりました…。
MICILのオイルは、間伐した木材の枝葉の部分を原材料としています。
間伐材の幹は建築材などに。以前はそのまま山に打ち捨てられていた枝葉は、現在はバイオマス燃料などに主に活用されているそうです。
間伐で出た材料が余すことなく使われることが、山を守ることにもつながります。
MICILのオイルを使うことが、巡りめぐって山を守ることにもつながっているのだと、改めて実感する機会になりました。
おわりに
木を加工する会社に所属している私ですが、恥ずかしながら、山の現場に入るのは今回が初めて。
山は想像以上に険しく、荘厳で、大きく、現場にはそんな山を丁寧に守り続ける人がいました。
MICILや木毛は、そんな人々のおかげで作ることができています。
山で感じた尊さをそのままオイルで表現して、これからもみなさまのもとへお届けしていきます。
私たちの商品は、山や森を守る人々から生まれています。
みなさまもMICILのオイルを使うときには、ぜひこの美しい山を思い出していただけると嬉しいです。
末筆にはなりますが、須崎森林組合のみなさま、お忙しいなかご案内いただき、ありがとうございました!
